『婚約破棄寸前、冷酷な殿下の中身が8歳児と入れ替わりました』の漫画は、コミックシーモアで読むことができます。独占先行配信作品のため、Amazon Kindleやピッコマといった他の漫画アプリでは読むことができません。
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漫画『婚約破棄寸前、冷酷な殿下の中身が8歳児と入れ替わりました』はどこで読める?配信アプリ一覧
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漫画『婚約破棄寸前、冷酷な殿下の中身が8歳児と入れ替わりました』の作品紹介
あらすじ
セシリアは第一王子ベイジルの婚約者ですが、男爵令嬢マチルダの登場によって二人の関係は冷え切ってしまいます。
目も合わせてもらえず、体調不良も重なっていく中で、セシリアは殿下の負担にならないよう自ら身を引く覚悟を固めていきます。
数日後、極秘かつ緊急の用件として王宮に呼び出されたセシリアは、いよいよ婚約破棄が言い渡されると覚悟して部屋の扉を開けます。しかしそこで待っていたのは、王家の禁術によって中身が8歳児に巻き戻ってしまったベイジルでした。
見た目は大人のままなのに、心はセシリアを慕っていた幼い頃のままという不思議な状態になった殿下に、セシリアは大きく戸惑うことになります。
かつて浴びるほど注がれていた情熱的な言葉と愛情が、幼き日の姿のまま再びセシリアに向けられ始め、二人の関係は思いがけない形で動き出していきます。
作者
- 画仁本にも
- みこと。
登場人物
セシリア
セシリアは、第一王子ベイジルの婚約者である女性です。幼少期からベイジルと婚約関係にあり、家格や年齢の近さだけでなく、互いの相性の良さから将来を楽しみにしていました。
しかし帝王教育と妃教育が厳しくなり、二人で過ごせる時間が減っていく中で関係にひずみが生じ始めます。さらにここ二年、デビューを機に現れたマチルダの存在によって、ベイジルの心が自分から離れてしまったのではないかと感じるように。
昔から体が強い方ではなく、最近では原因不明の咳の症状が悪化しており、どんな医者に診せても回復の見込みが立たない状態です。自分の存在がこの国の未来を担うベイジルの負担になってしまうと考え、彼の幸せのために身を引く決意を固めます。
極秘の呼び出しを受けて王宮を訪れた際には、婚約破棄を告げられると覚悟していましたが、そこで見た光景に困惑することになります。
ベイジル
ベイジルは、セシリアの婚約者である第一王子です。幼少期にはセシリアに対して十年経とうと二十年経とうと死ぬまでセシリアだけだと語るほど、深い愛情を示していました。しかし成長するにつれて帝王教育に追われるようになり、セシリアとの関係にも変化が生じていきます。
マチルダの登場以降はセシリアへの態度が素っ気なくなり、目を合わせることも少なくなりました。
セシリアが体調を崩して咳き込んだ際にも心配する様子を見せず、マチルダと出かけるからと言い残してその場を立ち去るなど、かつての情熱的な様子とはかけ離れた冷たい態度を取るようになっています。
ところが王家の禁術を発動させたことをきっかけに、見た目は大人のまま中身だけが8歳児の頃に巻き戻ってしまいます。幼い心を取り戻したベイジルは、セシリアを呼び出した際にはベッドの上で花に囲まれながら満面の笑顔で迎えるなど、素直で無邪気な一面を見せるように。
マチルダ
マチルダは、男爵令嬢として社交界にデビューしたことでベイジルに接近するようになった女性です。愛嬌があって可愛らしい人物であり、異国の民の血を引いていることから踊りや占いにも長けているとされています。
彼女が現れて以降、ベイジルの態度は徐々にセシリアから離れていき、二人で出かける機会も増えていきました。セシリアの視点からは、殿下が興味を持つのもうなずけるほど魅力的な女性として捉えられており、婚約者であるセシリアが心を痛める要因のひとつとなっています。
漫画『婚約破棄寸前、冷酷な殿下の中身が8歳児と入れ替わりました』の感想(ネタバレあり)
冒頭の気まずさ
物語の冒頭、紅茶のティータイムのシーンからすでに二人の間に漂う空気の重さが伝わってきて、序盤から一気に引き込まれました。セシリアが場を和ませようと紅茶の香りを褒めても、ベイジルはああと短く答えるだけで目も合わせようとしません。
この最小限のやり取りだけで、かつて深く愛し合っていたはずの二人の距離感がどれほど開いてしまったのかが伝わってくる構成には唸らされました。
会話が少ないからこそ、セシリアの心の中の声で語られる回想部分とのコントラストが際立ち、幼少期の甘い言葉との落差がより一層切なく感じられる仕掛けになっていると思います。読み進めるうちに、この重苦しい空気がどう変化していくのか気になって仕方がなくなる導入でした。
セシリアの覚悟と選択
原因不明の体調不良を抱えながらも、それを理由に同情を引こうとせず、むしろ自分の存在がベイジルの負担になると考えて身を引こうとするセシリアの姿には強く心を動かされました。
婚約破棄を告げられると覚悟を決めて王宮に向かう場面では、悲壮な気持ちを押し殺しながら執事に案内されるセシリアの心情が丁寧に描かれており、読んでいるこちらまで胸が苦しくなるような感覚を覚えました。
誰かを想うがゆえに、あえて距離を置こうとする選択は切ないものですが、そこにセシリアという人物の芯の強さと優しさが表れているように感じます。
まさかの展開
覚悟して扉を開けたセシリアを待っていたのが、花に囲まれて満面の笑顔で待ってたよと迎える8歳児の心を持ったベイジルだったという展開には笑ってしまいました。それまでの重たい空気が一瞬で吹き飛ぶようなこのギャップの作り方が本作の大きな魅力だと感じます。
冷たい態度を取っていた殿下が、実は禁術によって幼い頃の純粋な気持ちを取り戻していたという設定は意外性があり、これからセシリアとどんな関係を築いていくのか続きが気になる仕掛けとして非常に効果的だと思いました。
漫画『婚約破棄寸前、冷酷な殿下の中身が8歳児と入れ替わりました』はこんな人におすすめ
すれ違いから始まる恋愛ものが好きな人
かつては深く愛し合っていた二人が、教育の忙しさやすれ違いによって関係が冷え込んでいく展開を楽しみたい人には本作がおすすめです。
セシリアとベイジルの幼少期の甘いやり取りと、現在の冷めきった関係との対比が丁寧に描かれているため、二人の間に生じた溝がどのように埋まっていくのかを見届ける過程そのものを楽しむことができます。
マチルダという第三者の存在が関係に影を落としていく様子もリアルに描かれており、恋愛関係における不安や焦りに共感しながら読み進められる作品です。
ギャップのある設定に惹かれる人
見た目は大人でありながら中身が8歳児に戻ってしまうという設定のギャップを楽しみたい人にもぴったりの作品です。冷たかったはずの殿下が一転して無邪気な笑顔を見せるようになる急展開は、読んでいて飽きることがありません。
深刻な状況からコミカルとは異なる温もりのある雰囲気への切り替わりが心地よく、シリアスとほのぼのの両方を味わいたい人には特に相応しい作品だと思います。
